現状(げんじょう)
学び直しの必要性が認めらてきつつある現在、国もようやく重い腰を上げて対策を講じてきました。
国の基本方針は「各都道府県に1校、加えて政令指定都市にも1校設立する」というもので、これをうけて、全国でも公立の夜間中学校が新しく出来てきています。(2022年現在、山口県はなし)
考える女性
「そうか、じゃ自分の住む県にもそのうち出来るだろうから、出来たら行こうかな・・・」
こう思われるのが普通なのですが、実は公立の夜間中学校には大きなハードルがあります。それは「入学条件」。公立の入学条件はけっこう厳しくて、誰でも入学できるわけではありません。
公立夜間中学校の入学基準(こうりつやかんちゅう にゅうがくきじゅん)
おおまかに申し上げますと、
- 中学校を卒業していない、15歳以上の方
- 中学校を卒業していても、不登校で充分な教育を受けていない方
- 週5日制、17:00頃~21:00頃まで通学が必要
- 3年間通学し、修了
つまり昼間仕事をしている方などは難しいのが現状なのです。おそらく学び直しをしたいと思う方にとって、かなりハードルが高い入学基準となっています。
自主夜間中学校なら入学可能です!
このように公立夜間中学校に入り、3年間勉強を続けることはかなり難しそうです。
「それじゃ、せっかく勉強したいと思っても無理じゃないか!」
そういうお悩みを解決できるのが、「山口県自主夜間中学校」です。
山口県自主夜間中学校はその名のとおり、自主(ボランティア)ですので国の基準に縛られずに、活動をすることが出来ます。一応、入学基準はございますが、公立のように厳しくはありません。
授業も第2・第4の土曜日の3時間ですので、お仕事や家庭の用事が終わってから来て頂けると思います。個人個人の様々な事情がありますので、初めに面談しお話をお聞かせ頂く必要はありますが、あきらめずに是非ご相談にいらして下さい。
お会いできることを楽しみにしています。